こんにちは。ほのパパです!
今回は、セキスイハイムの分かりづらい商品ラインナップを誰でもわかるように記事にしてみました。(2020年11月現在)
鉄骨系・木質系
まず、セキスイハイムのラインナップを語る上では、ここを理解しておかないと話が進みません。簡単にラインナップを分けた図を作ってみました。
ハイムでは、どちらもユニット工法で作られますが、鉄骨系と木質系の2パターンで構成されています。鉄骨系はラーメンボックス構造で、木質系は2×6構造です。
鉄骨の方がラインナップが多くメインで売っていきたい商品で、木質は費用を抑える為にラインアップしていると言った印象です。
一応、鉄骨の方はグレード順に並べてみました。多分、合ってると思われます。
鉄骨系
パルフェ
セキスイハイムのフラッグシップモデルです。セキスイハイムの中では、設計に一番自由度がある商品見たいです。そして高級です。唯一、1階天井高を255cmに変更できます。
ドマーニ
フラットルーフのイメージがあるハイムですが、ドマーニは切り妻屋根(3角屋根)のモデルになります。こちらも中・高価格帯の商品になります。瓦等も選べて、普通の家っぽい(ハイムっぽくない)商品です。屋根の形状のおかげで小屋根裏も作れます。
スマートパワーステションGR
スマートパワーステーション (SPS)シリーズのGRという商品は、「スマートGルーフ」と呼ばれる、太陽光を載せることを前提とした、変形寄棟屋根を搭載した商品です。なので、GR(G Roof)なんだと思います(笑)断熱性能を上げ、ZEH仕様が標準になっています。こちらも小屋根裏が作れます。また、SPS特有のソーラーをたくさん載せるために、屋根を極限まで大きくするという性質上、2階のテラス部分の庇は長さ約3mまで張り出しが可能になってます。
スマートパワーステーション FR
スマートパワーステーション(SPS)シリーズの原点、ソーラーパネルをできるだけ載せる!という思想のもと、フラットルーフの屋根を伸ばせるだけ、伸ばして一般的な住宅でも8〜10Kwhの容量を搭載できるようにしています。断熱性能を上げ、ZEH仕様が標準になっています。皆さんも分かってるとは思いますが、商品名のFRはフラットルーフのことでしょう。
パルフェBJスタイル
一番スタンダードな商品になると思います。パルフェという名前ですが、以前あったハイムBJという商品の後継だと思います。パルフェに比べて、選べる仕様が少なくなっている分、価格はお安めという商品です。また、SPSと違いソーラーなしが選択できます。
スマートパワーステーション Urban
セキスイハイムの建売用スマートパワーステーション です。建売用と言っても、普通に注文できます。要は、建売スペックのバリュープライスなハイムです。ハイムもボリュームゾーンを狙って出した商品です。都市圏の間口の狭い住宅地にも設置バリエーションを増やすべく、シフトジョイント工法と呼ばれる、ユニットをずらして設置することができるようになってます。また、発売当時はタイル外壁が選べなかったのですが、最近、選べるようになりました。屋根は他のSPSシリーズとは異なり、軒の延長などはなく、ソーラーパネルの設置方法も異なるため、同じ面積でもソーラーパネルが少なくて済むようになってます。
デシオ
鉄骨系の3階建て用のモデルです。何が違うのかはよくわかりませんが、3階建てに対応するべく、構造が少し強化されてるのかもしれませんね。
木質系
グランツーユーV
こちらもボリュームゾーンを狙って出した商品です。鉄骨系に比べ若干ですが、価格を抑えることができます。また、特徴的な5角形窓のボウウインドウが選べます。鉄骨と比べると、デザインにハイムっぽさが無いため、好き嫌いは少ないように感じます。木質でも工場生産のユニットになりますので、雨に濡らさずに上棟できます。その恩恵は鉄骨より木質の方が多く受けらると思います。
まとめ
一般的な2階建としてのラインナップは、鉄骨が6モデル、木質が1モデルになってます。どれを選ぶかは、建てたい仕様によって変わってくるかとは思いますが、現在、セキスイハイムは「ソーラー」と「蓄電池」そして「快適エアリー」を推しています。その為、割引がSPS系に絞られている傾向があると思います。実際、自分も予算オーバーの為色々、モデルを変更しましたが、SPS系のキャンペーンの割引が大きく、BJスタイル等で建てる意味がありませんでした。
検討される方は、その辺も含めて選んでみてください。